オートフィル−複数のセルをオートフィルする場合のルール
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特に覚えなくてもよいことだが、とても興味深いルールである。
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オートフィルで、連続データを作れるのは、3種類のデータタイプがあり、オートフィルをした時に生成されるデフォルトのデータは、まとめると以下のようになる。
- デフォルトがコピー
数字 - デフォルトが連続データ
数字入り文字列
日付
「複数のセルをオートフィルする場合のルール」は、
- 原則1.左右のセルのデフォルトが連続データなら、デフォルトがコピーのものも連続データになる。
- 原則2.データが端にある場合は、その隣にデフォルトが連続データのデータがあるものとみなす。
- 原則3.「数字のない文字列」をオートフィルをすると、必ず「コピー」されるが、「数字のない文字列」のデフォルトは「連続データ」である、とみなすと、原則1と原則2に当てはまる。


原則1が適用され、「デフォルトがコピーのもの」が「連続データ」になる場合


左図のように、左に日付、右に数字入り文字列、その間に1つ数字がある場合は、オートフィルの際、数字は連続データとなる。


原則1に当てはまらない場合


左図のように、左に日付、右に数字入り文字列、その間に2つ数字がある場合は、オートフィルの際、数字はコピーされる。
数字のD列の左側は、デフォルトが連続データではないので、D列はコピーとなる。
数字のC列の右側は、デフォルトが連続データではないので、C列はコピーとなる。


原則2が適用され、「デフォルトがコピーのもの」が「連続データ」になる場合
左図のように、左に数字、右に数字入り文字列がある場合、B列とE列には「デフォルトが連続データ」になるようなデータが入っていると仮定する。


C列は連続データに挟まれるため、連続データが生成される。


原則2に当てはまらない場合


数字2つが並んでいる場合は、どちら数字も「デフォルトが連続データ」になるものに挟まれないので、データのコピーとなる。


原則3が適用され、「デフォルトがコピーのもの」が「連続データ」になる場合


左が「数字のない文字列」、中が数字、右が「数字のない文字列」場合、原則1に当てはまるので、「連続データ」が作成される。


原則3が適用され、原則1に当てはまらない場合


左が「数字のない文字列」、中が数字、右が数字の場合、中の数字と右の数字は、原則1に当てはまらないので、「デフォルトのコピー」となる。
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