データの並べ替え−キーが日本語の場合のルール
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エクセルで日本語のデータを並べ替える場合には、特別なルールがある。
それは、特に何も指定しない時、「かな順」で並べられる、というルールである。
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「かな」は、日本語をエクセルへ手入力した際に、「ふりがな」としてそのセルのデータに残される。実際にどのような「ふりがな」がデータとして残っているかは、PHONETIC関数を使用すればわかる。
PHONETIC関数が漢字をそのまま返すときは、「ふりがな」はセルのデータとして入っていないからである。
このような状態になるのは、エクセルフォーマットではないファイルを読み込んだ時や、外部のアプリケーションから漢字を貼り付けたときである。
下図は、PHONETIC関数を用いて、ふりがなを取り出している様子である。


セルG8では、セルF8の中にふりがなデータが入っていないことを示している。


リボンの《昇順》ボタンを押し、「支店」で並べ替えをしてみる。


「支店」をキーに並べ替えをしたのに、かな順に並べ替えられた。


「支店」を漢字順で並べ替えられるには、まず、リボンの《並べ替え》押す。


出てきたダイアログボックスの《オプション》ボタンを押す。


《並べ替えオプション》ダイアログボックスの《ふりがなを使わない》を選び、OKボタンを押す。


「支店」が漢字順に並べ替えられた。

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