HOME > データベース機能 > データの並べ替え−キーが日本語の場合のルール

 データの並べ替え−キーが日本語の場合のルール

エクセルで日本語のデータを並べ替える場合には、特別なルールがある。
それは、特に何も指定しない時、「かな順」で並べられる、というルールである。

1

「かな」は、日本語をエクセルへ手入力した際に、「ふりがな」としてそのセルのデータに残される。実際にどのような「ふりがな」がデータとして残っているかは、PHONETIC関数を使用すればわかる。

PHONETIC関数が漢字をそのまま返すときは、「ふりがな」はセルのデータとして入っていないからである。

このような状態になるのは、エクセルフォーマットではないファイルを読み込んだ時や、外部のアプリケーションから漢字を貼り付けたときである。

下図は、PHONETIC関数を用いて、ふりがなを取り出している様子である。

エクセル図1
2

セルG8では、セルF8の中にふりがなデータが入っていないことを示している。

エクセル図2
3

リボンの《昇順》ボタンを押し、「支店」で並べ替えをしてみる。

エクセル図3
4

「支店」をキーに並べ替えをしたのに、かな順に並べ替えられた。

エクセル図4
5

「支店」を漢字順で並べ替えられるには、まず、リボンの《並べ替え》押す。

エクセル図5
6

出てきたダイアログボックスの《オプション》ボタンを押す。

エクセル図6
7

《並べ替えオプション》ダイアログボックスの《ふりがなを使わない》を選び、OKボタンを押す。

エクセル図7
8

「支店」が漢字順に並べ替えられた。

エクセル図8