串刺し計算
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複数のワークシートの同じ位置にあるセルや、セル範囲を参照することを、「3-D参照」といい、「3-D参照」を利用した計算を「串刺し計算」という。
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左図のような社員数表がある。「合計」「本社」「大阪」「名古屋」と各シートがあり、その表示するデータの位置は同じである。


全社の合計人数を、「合計」シートにまとめたい、とする。
合計なので、SUM関数を使うことにする。まず、「合計シート」のセルB2に、「=SUM(」と入れる。


「本社」シートのタブをクリックする。


「本社」シートのセルB2を選ぶ。


そのまま[Shift]キーを押しながら「名古屋」シートをクリックする。


[Enter]キーを押し、入力を確定する。入力されたセルの数式を見ると
「=SUM(本社:名古屋!B2)」
となっている。
これで、「本社」「大阪」「名古屋」のセルB2の合計が「合計」シートのセルB2に表示された。


「合計」シートのセルB2に作られた数式は、相対参照なので、そのままコピーするだけで、他のセルの合計も表示できる。
注
連続したシートでないと、セルの位置が同じでも、3-D参照はできない。
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