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 串刺し計算

複数のワークシートの同じ位置にあるセルや、セル範囲を参照することを、「3-D参照」といい、「3-D参照」を利用した計算を「串刺し計算」という。

エクセル 2007 串刺し計算
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左図のような社員数表がある。「合計」「本社」「大阪」「名古屋」と各シートがあり、その表示するデータの位置は同じである。

エクセル 2007 串刺し計算
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全社の合計人数を、「合計」シートにまとめたい、とする。

合計なので、SUM関数を使うことにする。まず、「合計シート」のセルB2に、「=SUM(」と入れる。

エクセル 2007 串刺し計算
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「本社」シートのタブをクリックする。

エクセル 2007 串刺し計算
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「本社」シートのセルB2を選ぶ。

エクセル 2007 串刺し計算
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そのまま[Shift]キーを押しながら「名古屋」シートをクリックする。

エクセル 2007 串刺し計算
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[Enter]キーを押し、入力を確定する。入力されたセルの数式を見ると
=SUM(本社:名古屋!B2)
となっている。

これで、「本社」「大阪」「名古屋」のセルB2の合計が「合計」シートのセルB2に表示された。

エクセル 2007 串刺し計算
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「合計」シートのセルB2に作られた数式は、相対参照なので、そのままコピーするだけで、他のセルの合計も表示できる。

 

連続したシートでないと、セルの位置が同じでも、3-D参照はできない。