入力済みのセル範囲に名前を引用する
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「ワークシートの保守」の観点からすると、とても便利な機能である。
行番号と列番号で表されるセル範囲よりも、「名前」を引用し、多用した方が、表を読み解きやすくなる。
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現在のブックに、どんな名前が定義されているかを見るため、《数式》タブ->《定義された名前》グループ->《名前の管理》ボタンを押す。


出てきたダイアログボックスによると、「ソフトウェア」という名前は、「Sheet2!$B$2:$B$4」というように「絶対番地」で定義されていることに留意する。


左図のシートに「=SUM(B2:B4)」という数式がある。計算対象のセル範囲は「ソフトウェア」のセル範囲と同じである。


このSUM関数の引数を「ソフトウェア」にするには、《数式》タブ->《定義された名前》グループ->《名前の定義》プルダウンメニュー->《名前の引用》をクリックする。


《名前の引用》ダイアログボックスが出てくる。引用したい名前「ソフトウェア」をクリックする。
《絶対/相対参照を区別しない》にチェックを入っていることを確認し、OKボタンを押す。


「=SUM(B2:B4)」が
「=SUM(ソフトウェア)」に入れ替わった。
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