HOME > 条件付き書式 > アイコンセットの例:有効期限チェック-《ルールの管理》から

 アイコンセットの例:有効期限チェック-《ルールの管理》から

エクセル2007から導入された「セルの値に基づいて、すべてのセルに書式設定」機能の1つである。

概論

アイコンセットは、数値を、3〜5つの集合に分け、どの集合に属するかを一目で分かるようにするものである。

《ルールの管理》では、リボンよりも設定できることが多い。

ここでは、例として「有効期限」を挙げる。

「無効」「更新時期が近い」「しばらく更新しなくてよい」の3グループに分けることを考える。

前ページで、リボンからアイコンセットを表示した際、あまり意味のない3グループに分かれてしまった。

そこで《ルールの管理》から、アイコンセットのオプションを適当にセットする。

 
1

 下図において、

  • 「無効」
  • 「更新時期が近い」
  • 「しばらく更新しなくてよい」

の3グループに分けるように、アイコンセット使い、それが一目で見分けられるようにしたい、とする。

条件付き書式を設定したいセルを選択し、《ホーム》タブをクリックする。

エクセル図1
2

リボンの《条件付き書式》から《ルールの管理...》を選ぶ。

エクセル図2
3

《条件付き書式ルールの管理》ダイアログボックスが出てくる。ここで修正したいルールをクリックし、《ルールの編集...》ボタンを押す。

エクセル図3
4

《書式ルールの編集》ダイアログボックスが出てくる。ここで、現在のルールがわかる。細かくいうと、最小値を0%、最大値を100%としたとき、67%以上のとき緑丸緑丸、33%以上67%以下のとき黄丸黄丸、33%未満のとき赤丸赤丸が付くようになっている。

エクセル図4
5
  • 「無効」であることを「0以下」
  • 「更新時期が近い」ことを「0より大きく10以下」
  • 「しばらく更新しなくてよい」を「10より大きい」

と定義すると、下図のように、《種類》に「数値」を選び、それぞれ下図のように設定する。

続いてOKボタンを押す。

エクセル図5
6

《条件付き書式ルールの管理》ダイアログボックスに戻り、OKボタンを押す。

エクセル図1
7

これで、意味のある3グループに分けられた。

エクセル図1