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 テーマの配色-同系色のしくみ2【HSL色空間】

HSL色空間は、色相(Hue)、彩度(Saturation)、明度(Lightness)の3つで色を表す方法である。

前ページで、HSLの値を調べる方法が分かったので、それらの意味をしっかり理解し、 HSL色空間についての基礎知識を押さえる。

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色相(H):色味を、0度〜360度の範囲の角度で表す。0度を赤とする。

エクセルでは、「色合い(U)」という項目名を使っていて「 0度〜360度」を「0〜255」に置き換えて色相を表現している。

エクセル図1
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彩度(S):色の濃さを表す。HSLでは、0〜100までの数値で表す。

100の場合、純色を表し、0の場合灰色となる。

エクセルでは「0〜100」を「0〜255」に置き換えて、彩度を表現している。

エクセル図2
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明度(L):色の明るさを表す。色相彩度がどんな数値であっても、明度が0%はすべて黒、100%はすべて白になる。

彩度が100のとき、明度が50%であれば、純色を表す。

エクセルでは「0%〜100%」を「0〜255」に置き換えて、明度を表現している。

エクセル図3