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 数式の入力

数式は、数値を計算し、その結果を返すものである。

これは、エクセルの「表計算」機能の「基本的な」要素のなので、基本をしっかり押さえたい。

数式の入力

エクセル 2007 数式の入力
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商品価格100円の、消費税5%の税込価格を求めたいとする。

エクセルのセルには、左図のように入れる。

=100*1.05

セルに数式を入れるとき、必ず先頭に「=」を入れる。

その入力を確定するときは、[Enter]キー、[Tab]キー、左図の「入力ボタン」を押す。

入力をキャンセルするには左図の「キャンセルボタン」を押す。

エクセル 2007 数式の入力
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左図は入力ボタンを押した結果である。

セルには、計算結果が表示され、数式バーには「数式」が入っているのがわかる。

セル参照と数式の入力

エクセル 2007 数式の入力
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商品価格が100円の消費税込価格だけでなく、商品価格が160円の消費税込価格も知りたい。

別のセルに「=160*1.05」と入れてもよいのだが、いろいろな商品価格の税込価格を調べるために、ひとつひとつ 数式を作っていたのでは、手間がかかる。

そこで、セルA2に商品価格、セルB2に消費税率、セルC2に税込価格が出るように、セルC2に以下の数式を入力する。

=A2*(1+B2)

入力が終わったら入力を確定する。

エクセル 2007 数式の入力
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これでセルA2に「160」、セルB2に「5%」を入れるとセルC2に「168」と表示される。

この数式により、商品価格がいくらであっても、セルA2にその値を入れれば、消費税込価格がすぐわかる。

また、消費税率が変わっても、セルB2を書き換えるだけで、消費税込価格がすぐわかる。

マウスを使って数式を入力

エクセル 2007 数式の入力
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セル参照を使った数式を入力する際、マウスを使うと簡単に、より正確に数式を入力することができる。

上記と同じく、セルC2に
=A2*(1+B2)
を入れてみる。

まず、「=」を入れる。

エクセル 2007 数式の入力
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次にセルA2をクリックすると、セルB3は「=A2」となる。

エクセル 2007 数式の入力
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続いて「*(1+」と入れ次にセルB2をクリックする。

エクセル 2007 数式の入力
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最後に「)」を入れ、数式が完成したら、入力を確定する。