他のブックのワークシートを参照する
他のブックのワークシートを参照する数式

下図は、「他のブックのワークシート」を参照する数式である。「参照元ブック」が開いている時ときと、そうでないときに、多少の違いがあるが、参照元ブックの開閉時に自動的に変わる。


下図は、その例である。相対参照、絶対参照、複合参照も使える。

マウスで参照する数式を入れる


今、左図ようなシートがあり、「西日本」列が、linksrc.xlsxブックの「西日本」シートのデータを参照するようにしたい、とする。


参照するセルのある、linksrc.xlsxブックを開く。


[Ctrl]+[Tab]キーで元のブックに戻り、セルC2に「=」を入れる。


続いて、[Ctrl]+[Tab]キーでlinksrc.xlsxブックに移り、シート見出し「西日本」をクリックする。


クリックと同時に、数式バーに「=[linksrc.xlsx]西日本!」と入る。


参照したいセルをクリックする(今回はセルB2)。


[Enter]キーを押して確定すると、元のシートに戻る。


入った数式を見てみると「=[linksrc.xlsx]西日本!$B$2」と絶対参照になっている。


セルC2を相対参照にする必要があれば、「相対参照を絶対参照に切り替える」を参照。
リンク貼り付けで参照する数式を入れる


今、左図ようなシートがあり、「西日本」列が、linksrc.xlsxブックの「西日本」シートのデータを参照するようにしたい、とする。


参照するセルのある、linksrc.xlsxブックを開く。


シート見出し「西日本」をクリックする。セルB2を選択し、[Ctrl]+[C]キーでコピーする。


[Ctrl]+[Tab]キーで元のブックに戻り、セルC2を選択し、そこで右クリックして出てきたメニューの《形式を選択して貼り付け...》を選ぶ。

出てきたダイアログボックスから《リンク貼り付け》ボタンを押す。



入った数式を見てみると「=[linksrc.xlsx]西日本!$B$2」と、絶対参照になっている。相対参照にする必要があれば、「相対参照を絶対参照に切り替える」を参照。